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ryoです。
吉沢亮さん主演の映画「AWAKE」のモデルを御紹介したいと思います。
映画の登場人物のモデルは誰?
主人公・英一のモデルは?
主人公・英一のモデルは元棋士の巨勢亮一さんです。
巨勢さんは奨励会在籍経験のある元棋士です。
石田和雄九段の門下生として2002年9月に15歳で奨励会に入会(6級)
それから研鑽を積み一級まで進級しますが規定年数までに4段まであがることができず2008年に奨励会を退会しています。
それから筑波大学物理工学教授・磁気共鳴イメージング研究室(巨勢・寺田研究室)に在籍しAWAKEの開発を行っています。
また、AWAKE開発は実父の巨勢勝美さんともに親子二人三脚での開発だったそうです。
ライバル陸のモデルは?
ライバル陸のモデルは阿久津主税八段です。
居飛車党(飛車を自陣に置いておく戦法)で激しい攻め将棋が持ち味の棋士です。得意戦法に角換わりがあります。
将棋界のレジェンドである羽生善治さんと同じ八王子将棋倶楽部の出身です。
1994年に奨励会に入会し、1999年にプロ入りを果たしています。
巨勢さんとの奨励会在籍時期は重ならない為、実際に二人の対局があったわけではありません。
AWAKEは巨勢亮一と阿久津主税の電王戦対局が元ネタ
映画のメインストーリーは2015年の電脳戦fainalでのAWAKEと阿久津八段の対局がベースになっています。
電脳戦finalの前哨戦企画ではAWAKEに負けを喫した阿久津八段でしたが、実際の対局ではわずか21手で勝利しています。
この対局に用いた戦法が対コンピューター用のものであり、実際の人間相手では通用しないものであったためネットでも物議を醸しました。
個人的にもプロ棋士と将棋ソフトの激戦を期待していたので、勝つための戦略として採用したことは正しいですが物足りなさを感じた対局でもありました。
将棋ソフトAWAKEの由来は?
当初、開発者の巨勢さんは将棋ソフトの名前を考えていなかったそうです。
ですが、自身のコンピューター開発に対するインタービューでコンピュータを使ってプロ棋士が強くなり、棋士全体のレベルがあがることにモチベーションがあると語っています。
そこから、棋士を覚醒へ導くという意味で「AWAKE」と呼ばれるようになりました。
まとめ
映画「AWAKE」の元ネタやモデルを紹介になります。
映画も青春ストーリーで熱くなれる内容になっていますのでぜひ見てください。