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ryoです。
FF14の現役プレイヤーであり、一撃確殺SS日記ブログの運営者「マイディーさん」が2020年12月6日にがんのため逝去されたことが分かりました。
「光のお父さん」は映画やドラマを通してゲームの楽しさや親子愛を教えてもらえた大好きな作品です。
自身が息子であることを偽って、父と共にFF14の世界を冒険するという物語。幾多の困難と冒険を乗り越えていくその姿やオンラインゲーム初心者のあるあるネタなど楽しめる要素が散りばめられていましたね。
そして最後にマイディーさんが正体を明かすシーンはとても感動しました!!
光のお父さんからFF14の世界を知り、冒険者を志した方も多くいらっしゃると思います。
FF14の魅力を多くの方に教えていただけたことを同じエオルゼアを愛するものとして感謝しています。
たくさんの感動をありがとうございました。
マイディーさんのご冥福を心より願っています。
マイディーさんが病気「がん」のため逝去。
【訃報】「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」シリーズの原作者・マイディー氏が逝去されました。
光の戦士としてエオルゼアの世界を愛し、劇場版の制作・宣伝にもご尽力いただきました。
心よりご冥福をお祈り致します。@Maidy_Maidy pic.twitter.com/9Y3ot0n3ya— 『劇場版 FFXIV 光のお父さん』公式 (@hikarino_otosan) December 10, 2020
同アカウントでは「『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』シリーズの原作者・マイディー氏が逝去されました。
光の戦士としてエオルゼアの世界を愛し、劇場版の制作・宣伝にもご尽力いただきました。心よりご冥福をお祈り致します」と追悼している。
『光のお父さん』シリーズは、60歳を過ぎたゲーマーの父にオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』で親孝行するため、オンラインで素性を隠し親子で冒険を繰り広げるという内容。ブログ内の日記を原作にドラマ化・映画化・書籍化されるなど大きな注目を集めた。 日記をつづったマイディーさんは、かねてより、がん闘病中であることをブログで公表していた。
yahooニュースより引用
先日も生配信「ひかりとお姉さん24時間生放送」で指南役としてマイディーさんが登場。
闘病中の現状をチャットで報告されていたことが記憶に新しいです。
2018年12月に完治を報告していたものの、2020年6月に癌が再発。
再び闘病生活をしており、入退院を繰り返していることをブログで報告されていました。
ホスピス(緩和病棟)で過ごしており、闘病中のがんで余命が長くないことを告白。
その時にも、多くのFF14プレイヤーから応援の声が響いていました。
私も同じ光の戦士としてマイディーさんの回復を願い応援させていただきました。
マイディーさんの正体は?顔画像や年齢、仕事は?
マイディーさんは社会人として働く傍ら一撃確殺SS日記ブログを運営するブロガー(管理人)をされていました。
10年間の間、仕事があっても毎日欠かさずにブログの更新をされており、オンラインゲームの魅力を発信し続けられていました。
その情熱は闘病中の病床の上であっても変わることはありませんでした。
一人でも多くの人にゲームの魅力を伝えたいというマイディーさんの強い意志を感じますね。
マイディーさんの死因は?
マイディーさんの死因は大腸がんです。
深夜、異常な腹痛を感したため救急車を呼んで緊急入院。
精密検査の結果、医師から大腸がんであることを伝えられたそうです。
マイディーさんのお父さんも癌を患っていたこと、代々がん家系であることからマイディーさん自身に驚きはなかったそうです。
遅かれ早かれ癌にかかることはわかっていたこと。ついにこの時が来たか…という心境だったそうです。
登場を決意し、手術の結果癌は無事切除。転移もなく術後の経過も順調だったそうです。
しかし、2015年に入って大腸付近に腫瘍があることが判明します。
癌を以前患っていたこともありがんが再発している可能性があったため検査入院し小腸癌が見つかりました。
がんの位置が、動脈の近くだったため摘出が難しく化学療法による治療を行うしかなかったそうです。
悲観的な状況でも、闘病を続けて多くの人に元気を与え続けたマイディーさんですが、晩年は治療を断念し少しでも有意義な時間を過ごしたいとホスピス(終末病棟)で過ごされました。
マイディさんの正体について
マイディーさんは一般の方の為、顔写真などの情報は公開されていません。
ブログで書かれた断片的な情報を整理すると生まれも育ちも関西。
1980年代のロボットやアニメに関しての造詣が深く子供のころからサブカルチャーが好きだったことが分かります。
社会人として会社員勤めをされていましたが、お父さんの病気をきっかけに2017年に退職。
その後はフリーランスとして仕事をされています。
2018年になると生活拠点を東京に移しており、引っ越しした矢先に病気(がん)が発覚します。
年齢についてはマイディーさんの父が60歳を超えていることから40歳程度ではないかと推測されます。
職業(仕事)についても公表されていない為、ブロガー以外の職業は不明です。
マイディーさんたくさんの感動をありがとう!!
元々、癌家系でありマイディーさんの父親も癌を患っていたことが明かされていました。
癌に負けじと一度は完治されましたが再発を経験されています。
(意外と癌感謝さんの5年生存率は高くありません。ステージ1であれば85%近くの方は生存されますが、ステージ2に入ると50%近くまで落ちてしまいます。マイディーさんは再発して癌転移もあったようですのでステージ4(末期症状)であっただろうと思われます。)
今年11月に入ってからは癌の症状が悪化しており麻酔に苦しんでいること、薬が強く眠れないこと、新たな記事を執筆しようにも体が自由に動かない闘病生活をブログで書かれていました。
それから一月での訃報となってしまい、回復に至らなかったことが悔やまれます。
闘病中も気丈に振る舞いゲームの生配信ですごく楽しんでいる姿を拝見できたことが印象に残っています。
「マイディーさんに光の加護があらんことを。。」
心よりご冥福をお祈りいたします。
ファイナルファンタジーXIV 開発/運営チームより、心からご冥福をお祈りいたします。 https://t.co/tVKVFG4oWm
— FINAL FANTASY XIV/FF14 (@FF_XIV_JP) December 10, 2020
思い出すのはこの時の飲み会。
マイディーさん、いい人だったな。
いちヒカセン同士として色々と会話が弾み、実に楽しい呑みの席だった。
別れ際に「また呑みましょう」と約束したけど、すぐにコロナ禍で自粛となってしまい機会に恵まれず。果たされることのない約束になってしまった。
本当に悲しい。 https://t.co/MLCbAluvP3— 松野泰己 (@YasumiMatsuno) December 10, 2020
https://twitter.com/nanjolno/status/1336959960895262721?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1336959960895262721%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fautomaton-media.com%2Farticles%2Fnewsjp%2F20201210-145617%2F
これだけ多くの人に愛されているプレイヤーもいないです。
それだけマイディーさんがFF14に与えた影響の大きさを感じられます。同じエオルゼアの世界を愛する1プレイヤーとしも人としても尊敬できる方でした。
マイディーさんのツイッターやブログは閲覧することが出来るので、この熱い思いを伝えたいと居方はぜひメッセージを残してもらえるとマイディーさんも喜んでくれると思います。
FF14 P&Dの吉田直樹さんからもマイディーさんにメッセージが送られています。
https://jp.finalfantasyxiv.com/blog/003067.html
“親愛なる友人であり、同志であるあなたへ。”
2020年12月6日、僕と同じくらいオンラインゲームの世界が大好きだった友人が、現実世界から別の世界へ旅立ってしまった。
僕が彼と最後に直接連絡を取り合ったのが、10月21日だったので、そこからたった6週間しか経っていない。
僕が彼を知ったのは、奇しくも10年前の2010年12月6日のこと。『旧FFXIV』の不出来から、批判のお声をたくさん頂戴している最中、FFXIV立て直しのために僕がプロデューサーとディレクターに就任することになり、プレイしてくださっているプレイヤーのことを知ろうと、FFXIVユーザーのWebサイト巡りを始めたのがきっかけだった。
それから毎日更新される彼の日記を読むことは、僕の日課にもなり、アクセス解析をすればスクエニからのアクセスがあることはわかるだろうから、彼は毎日「遊んでますよ!」と記事を書き、僕はアクセスして「読んでますよ!」という答えを返す、なんとももどかしいけれど、オンラインゲーマーらしいキャッチボールが続いた。
そして始まる『光のお父さん計画』。
2016年7月28日、TVドラマ化に向けて、スクエニ本社の応接室で彼と会った。想像していた通り、とても柔和だった彼とは、お互いのガンダム好きもあって、すぐに打ちとけることができた。なんといっても、5年半もの間、毎日妙なキャッチボールを続けてきた間柄である。相手のことを我がことのように知っているのだ。
そこからはもう、単なるオンラインゲーム好きのゲーマーとして、友人として、同志として、笑ったり真剣に議論したり、ガンダム談義で熱くなったり、ドラマ化や映画化が実現していく中で、オンラインゲームというエンターテインメントの可能性の大きさに、二人で「感動するよね」と話したりもした。そう、二人ともオンラインゲームが無ければ知り合うことがなく、でも、それが縁で古くからの友人のように振舞わせてもらった。「光のお父さん」によって、エオルゼアを訪れてくださった方も本当に多い。それによって、人生が変わったという人もまた多いはず。彼が示してくれたオンラインゲームの可能性に、最大の敬意と感謝を表したい。
ドラマ版の放送が終わって落ち着いた頃、彼と、彼の実の父である「光のお父さん」と食事にも行った。お父さんは『息子のことを誇りに思っています』、と僕には手紙で告白してくれていたのに、実際に本人を目の前にすると、「こいつはまだまだですよ。これからも仲良くして、指導してやってください」なんて、それを目の前で聞いた彼は、「父はこういう人なんですよねぇ」と苦笑いしながらビールを呷っていた。
……昨日のことのように覚えているのに、僕はもう、彼に会えない。
僕は、彼が作ってくれると約束したνガンダムを受け取っていない。でも、きっと、向こうに持って行ってくれたんだろう、と思っている。色々な玩具が大好きな彼の事だ、ガンプラが無かったら、きっととても辛いだろうから。前向きで、とても優しい彼だから、向こうでも光の戦士たちを勧誘し、きっと皆で冒険を続けているに違いない。独身万歳と笑いながら、νガンダムを作ってくれているといいな。
おやすみ、マイディー。本当によく頑張ったね。またいつか会おう。
2020年12月10日
オンライナー “光の戦士” 吉田 直樹FF14 ロドストより引用