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ryoです。
安倍晋三首相が持病からの体調不良で辞職を表明してから、数日。
三つ巴の立候補者の中で一つ頭抜きんで、新内閣総理大臣に菅義偉(すがよしひで)さんが選出されました。
安倍政権では官房長官のスポークスパーソンとして連日テレビでお見掛けしていましたが、これからは国のトップとして拝見することになりますね。
菅義偉(すがよしひで)さんの素顔に迫る！
菅義偉(すがよしひで)さんについて、官房長官としての顔を知っている方は多いと思います。
いや、令和おじさんとしての方が有名かもしれませんね。
菅義偉さんは1948年生12月6日生まれの71歳。意外と高齢ですね。
歴代総理の年齢をみると70代は意外と多いです。就任時の最高齢だと鈴木貫太郎総理の77歳が最高になります。
秋田県出身で青春時代の大部分を秋田で過ごしています。秋田県湯沢市秋ノ宮にある小さなイチゴ農家の長男として生を受け、父母、姉二人、弟一人の6人家族です。高校までを地元秋田で過ごし、卒業を機に上京。就職して段ボール工場の作業員として勤務するも日銭を稼ぐことがやっとで退職しています。その後は、大学卒業をしたいとアルバイトを転々としながらも2年かけて入学費用をため法政大学法学部政治学科へと進学します。学生時代も苦学生だったそうでアルバイト三昧でした。大学時代は空手部に所属だったそうです。大学卒業後は防災インフラ設備のケーネス株式会社に就職しています。
社会人として勤務していましたが、やがて政治家を志望するようになり大学時代のコネクションを使って小此木彦三郎衆院議員の秘書を務めて政治家としての11年と長い下積みが始まります。
下積みで横浜に地盤を作り、横浜市議会議員に当選。政治家を志望してから苦節14年を経て政治家になりました。
たたき上げの苦労人というイメージが強いキャリアですね。特に政治家と言えば地元の名士の血縁者であったり、親が政治家であったりと元々の地盤がある方でなければなかなかなるのが難しい職業です。
菅さんは縁も縁もなかった横浜からの政治家スタートなので、かなりの苦労があったのだろうと思います。社会人経験もないような世間知らずのお坊ちゃんが政治家になるというのが印象にありますが、社会人を経験して国民生活の一端を身をもって知っているという部分では好感がもてる政治家だと思います。特に菅さんは貧乏で生活苦を知っておられますし、市井が分かっている政治家でもあります。
菅政権後の政策についてわかりやすく！菅総理誕生で日本はどう変わるのか？
菅さんは報道の中で、安倍政権の基本方針を受け継ぐと発言しています。
なので、基本的には安倍前総理がしていたことと変わらないことになります。なので私たち日本国民の生活が菅政権誕生で大きく変わるというのは考えにくいです。(官房長官時代も日本の携帯料金は高い！というのを何度も発信していたので、携帯電話料金が安くなるぐらいでしょうか。(それでも安くなるなら嬉しいですが))
また、菅政権には衆院の解散総選挙(2021年9月末までの任期)がまっています。今の政治状況を考えると野党が魅力的な政策を提示し、姿勢を示さていないと思います。ですが、政治を良くするという意味で安倍政権の継承に不満があれば若い人が積極的に選挙に行くことが大切になります。
また、菅さんは新しくデジタル庁の設立などや今後の内閣人事についてもコメントされています。制度改革を進めて、もっと風通しの良い内閣にしたいというのはご自身が官房長官として感じた分、変えたいところなのかもしません。まずは目先のコロナ終息に尽力したいというのが菅総理の一番の考えになります。
菅義偉さんの逸話について少しだけ
菅さんはリアリストとして、現実的な部分を重視しているそうです。
常に最新の情報取集に全身を傾けることに注意を払っており、冷静さを欠くことなく辣腕をふるうことでふるさと納税や地方分権改革革新法など法案19件を成立させています。潤滑油としての立場で菅さんは真価を発揮できるというのは菅さん自身も自覚があると思いますので、総理大臣に立候補したのはちょっと意外に思う部分もありました。
また、政治家になるまでに苦労したため、そのつらさを忘れない為に車のナンバーを「548」にするなど初心を忘れない政治家としても有名です。(選挙で548票の僅差で勝利したことから)
まとめ
安倍政権を延長線上の政治をすると言っている分期待は薄くなってしまいますが、日本をよりよくするために既存の無駄やしがらみを壊して政治の透明化を行ってほしいです。
また、強硬姿勢で世間の声を無視して法案を成立させたり、不祥事に対して不十分な説明で言い逃れをうするような姿は見たくないと一国民として思います。
菅総理が日本の古い政治に風穴を開けてくれることを願います。
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