すずめの戸締りのネタバレ(考察)を解説!聖地(モデル)はどこ?

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新海誠監督の最新作「すずめの戸締り」が遂に11/11(金)に公開されます。

https://twitter.com/kadokawa_san/status/1589814971743051776

「すずめの戸締り」の原作本が角川文庫より刊行されており映画に先駆けて読了しましたので「すずめの戸締り」のネタバレやストーリーの時系列をまとめて紹介したいと思います。

基本的には原作本の内容と映画版の内容は一致していると思いますがもしかしたら多少違いがあるかもしれません。映画版も鑑賞したところ、映画版と原作版でほとんど違いはないので映画版を見ていれば内容に関してはほとんど問題ないかと思います。より詳細に言うと原作版と映画版で違いはあるのですがストーリーに影響はなく極わずかなレベルです。

「すずめの戸締り」のネタバレを紹介!

すずめの戸締りは閉じ師と呼ばれる後戸を閉じる人々を描いた物語です。

閉じ師への掘り下げがあまりないので詳細は分からないのですが代々宗像家が引き継いでいる職業であることが分かっています。

後戸とは人の想念が残る寂れた場所に発生する扉で常世(死者の国)と現世(生者の国)が繋がっています。常世と現世が繋がると日見不の神である巨大ミミズが現世に入り込んできて災いを起こすため後戸を閉じて土地の神様(産土(うぶすな))に返すことで土地を鎮め後戸を閉じることが出来ます。

「すずめの戸締り」のモデルは日本神話の「天岩戸伝説」がモデルになっています。

まさしくすずめの住んでいる宮崎県には天岩戸神社もありますね。

ストーリーを簡潔に説明すると見慣れない青年・宗像草太に通学中廃墟がないかと尋ねられたすずめは草太のことが気になってしまい教えた廃墟を訪れます。

廃墟にいくとぽつんと屹立する白い扉があることに気づきます。すずめは不可抗力で後戸を開けてしまいその際に後戸を閉じている要石の封印も解いてします。(この要石が猫に化けたダイジンです)

後戸を開けたことに気づかず廃墟からすずめは帰るのですがその直後巨大ミミズが現世に入り込んで巨大地震を起こしたため後戸を草太と共に閉じることに成功します。

しかし、逃げ出したダイジンが草太をすずめの母親の形見である子供椅子に魂を移してしまいます。

ダイジンを要石に戻すため、草太を元の姿に戻すため日本各地を旅しながら後戸を閉じていきます。

後戸を閉じていく旅で草太は自身が要石になったことに気づきすずめに自分を使ってミミズを封印するように頼みます。皇居地下で後戸を閉じた後、草太の祖父羊郎の助言ですずめだけの後戸を宮城の実家で見つけだし常世の世界に入ることで草太を元の姿に戻すことが出来ました。

元の日常に戻った二人はラスト、最初に出会った通学の坂道で草太と再会する場面で物語は幕を閉じます。

ネタバレをもう少し詳細に

宮崎の廃墟で後戸を草太と共に閉じたすずめは草太の傷を介抱するため、家に呼びます。

すずめの部屋に当所現れたダイジンにより颯太はすずめの母親の形見である子供椅子に代えられてしまい、ダイジンは二人をあざ笑うかのように逃げ出していきます。

ダイジンを追ってすずめと草太は宮崎→愛媛へと向かいます。

恐らくすずめと草太は宇和島運輸フェリー or 九四オレンジフェリーで移動したのではないかと思いますね。

フェリーで宮崎→愛媛の八幡浜港へと移動します。

1.愛媛の後戸を閉じる旅

八幡浜港に到着した二人はダイジンを追ってSNSで情報収集を行います。

そうして#ダイジンといっしょというハッシュタグを見つけSNSを頼りにダイジンを追う旅が始まります。

愛媛では海部千果と出会うのですが、近くの廃校で後戸が発生し巨大地震が起こります。後戸を閉じるためにすずめは草太、千果と協力して後戸を閉じることに成功します。

ただ、ようやく見つけ出したダイジンには逃げられてしまいます。

千果の実家である民宿でお世話になりつつもダイジンを追って二人は次に神戸へと旅立ちます。

2.神戸の後戸を閉じる旅

神戸へと向かうためバス停で待っていた二人ですが、一向に来ないバスを待つすずめを見かねた二の宮ルミにヒッチハイクしてもらい神戸へと車移動をします。

ルミは双子の四歳児・花と空を育てる二児のシングルマザーです。

花と空に子供椅子姿の草太はもみくちゃにされながら、旅は続きます。

神戸に到着したすずめはルミの経営するスナックを手伝いながらもダイジンの情報収集を続けます。

近くの遊園地跡地にダイジンがいる情報をキャッチした二人はダイジンを追い、遊園地に発生した後戸を閉じることに成功します。ようやくダイジンを捕まえた草太でしたが、すずめのピンチが重なりダイジンには結局逃げられてしまいます。

ダイジンを追ってルミに別れを告げたすずめは新神戸→東京駅へと新幹線で移動します。

新神戸から上京する新幹線だとのぞみもしくはさくらになりますね。(さくらだと新大阪でのぞみに乗り換える形になりますが原作には乗り換えるような描写がないのでおそらくのぞみで移動したと思います)

3.東京の後戸を閉じる旅

ダイジンを追って東京へと上京するすずめと草太。

東京に東京すると草太の下宿先のアパートをすずめは訪れます。

そこで草太は東京の大学に通う学生であり、教師を目指しているのだと知ります。(閉じ師の仕事だけでは生活できない為)

草太の部屋で要石は二か所あり時代と共に移ろいでいっていること、かつて後戸が開いたことで大災害が起こったことを知ります。現在ではすずめのいた宮崎県と東京の二か所に要石があり、特に東京の後戸は巨大で100年に一度開きこれまでも大災害をもたらしたことを知ります。ダイジンはこれまで後戸が開く場所に現れていることから東京の後戸を開いて大災害をもたらすことが目的なのかもしれないと草太は推測します。こうしてダイジン探しと東京の後戸探しが始まります。

東京の雑踏の中でダイジンを探す二人の前にまたしても突如ダイジンが現れ、ダイジンを追っていくと巨大ミミズが現れ、東京の後戸を閉じる要石が抜けてミミズが現れてきたためです。ミミズの元を辿っていくと皇居地下に東京の後戸があることが分かります。(映画版では後戸の場所が皇居だというすずめの台詞がなかったですね。皇居には天岩戸伝説に出てくる天照大神と縁がある三種の神器のひとつ八咫鏡が賢所(かしこどころ)に安置されているので所以があるのも頷けます)

巨大すぎるミミズを封じ込めることができなかったすずめに草太が私を使ってミミズを封印しろと言います。

子供椅子姿に馴染んできていた草太はダイジンから草太へと要石の力が移っていたことに気づいていた為です。そうしてすずめは草太を使ってミミズを封印。東京の後戸を閉じることに成功します。しかし、新たな要石となった草太は常世にミミズとと共に封じ込められてしまいます。

草太からおじいさんが近くの病院にいることを聴いていたすずめは、祖父であり元閉じ師の羊郎を訪ねて病院にいきます。

羊郎は草太が丸っきりそのまま年を取ったような整った容姿をしている老人でした。

羊郎と草太の関係は良好だったわけではなく、弟子としては不出来だったと羊郎がいいます。

不出来な弟子だったが要石となることで草太は役に立つに立つことができたのだから何もすることはない、帰れとすずめを突き放します。

それでも食い下がるすずめに根負けした羊郎は草太のいる常世に行くことはできない。ただし一つだけ常世と通じることができる後戸があると聞いたすずめは母親との日々を思い出しかつて後戸を通ったことがあることを思い出します。

原作にはないですが映画版ではすずめが羊郎の病室を去ったあと、ダイジンと羊郎が窓枠ですずめの旅を見守ることをお願いするシーンが挿入されていました。特に深堀はありませんでしたが羊郎とダイジンには面識があったみたいですね。

4.宮城の後戸を閉じる旅

草太の部屋に友人の芹沢が訪ねてきたため芹沢から協力の申し出を受けて芹沢のオープンカーでかつて母と住んでいた宮城へと目指します。

芹沢とすずめの二人旅となるはずでしたが、すずめと連絡が取れず心配して雀を追いかけてきた叔母の環(たまき)さんとも合流して三人旅となります。いやそれだけでなくダイジンとサダイジン(東京の要石)の猫2匹もついてきます。正確にはサダイジンは大谷海岸の道の駅から旅に加わります。

芹沢さん、環さん、すずめの三人旅は草太との別れや叔母とのぎくしゃくした関係が雰囲気を重くします。芹沢さんはそんな空気はお構いなしと昭和歌謡をかけてドライブを進めていきます。芹沢さんのドライブでは2億4千万の瞳俺さ東京さ行ぐだ男と女のラブゲームルージュの伝言夢の中へけんかはやめてをかけたドライブです。ちなみに映画版のエンドクレジットでも挿入歌が表記されていましたが映画版ではもっと多くの楽曲が流れていました。

途中三人と一匹が気仙沼の大谷海岸の道の駅に立ち寄っています。

ここで環さんとすずめが長年抱えていたお互いに対する本音をぶつけあったことで二人はより打ち解けあうことができ、環さんの苦悩した気持ちからサダイジンが出現します。

叔母の環さんは実家を出てからは長らく九州で生活しており、東日本大震災で被災し母親を亡くした幼いすずめを見てウチの子になりなさいと28歳の時にすずめの後見人となったことも明かされます。すずめの事を第一に考え自身の恋愛も犠牲にしてきた環さんにとってすずめはかけがえのない宝物だったため過保護になり過ぎてしまいすずめは内心辟易していました。それが二人の間で長い間見えないしこりとなっていました)

すずめがかつて母親と過ごした家に来ると家は煤けていて人が住んでいた頃の面影は見えません。

幼いすずめが埋めたタイムカプセル(すずめのだいじなもの)を降り起こして、後戸を開きすずめは常世の世界へと足を踏み入れます。

サダイジンとダイジンの協力を得てすずめは子供椅子姿の草太をミミズから抜き出し元の姿に戻すことに成功します。

常世の世界にきたことで幼いすずめが無理に忘れていた記憶も掘り起こされることとなります。

かつてすずめは看護師をしていた母親と二人で宮城に住んでいました。しかし東日本大震災により母親は帰らぬ人となっていました。幼いすずめは母親がいつまでも自分を迎えに来ないことから母親を探し回って後戸を通り常世に舞い込んでしまったことがありました。母親を探して泣きじゃくる幼いすずめは常世の世界で母親が作ってくれた形見を見つけます。その形見の子供椅子を幼いすずめに渡した人物こそ未来のすずめでした。(常世は未来と過去がつながって世界のため同一人物が同時に存在することが出来ます)

幼いころ母親がいなくなり泣きわめいて切れそうな心の糸を紡いでいたのが実は未来の自分だったのです。

未来の自分から託された形見の椅子を受け取り幼いすずめは、母親がいないつらい現実へとそれでも歩いていくことを決心することが出来たのです。

こうして宮城の後戸を閉じ、颯太を元の姿に戻すことが出来たすずめは草太、芹沢とまた逢うことを約束して環さんと一緒に宮崎へと帰ります。帰る道中すずめがお世話になった人にあいさつしたいと環さんと寄り道をして帰ります。

帰郷後、数日が立ちいつも通りの日常へと戻ったすずめはいつもと変わらずに学校へと行きます。

その途中、はじめて草太とあった坂道ですずめと草太が再開してラストを迎えます。

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「すずめの戸締り」ラストを考察!

すずめと草太は長い道のりを二人で旅し、協力して後戸を閉じる冒険をしたわけですが原作ではあまり恋愛的な要素がありません。

すずめが草太の容姿を見て綺麗だと好印象を持つシーンがあったり、寝相が悪い草太を起こすために千果からキスをすれば起きるはずという言葉を真に受けて子供椅子の草太にキスしたり、草太の女性関係にヤキモチを焼いたりするシーンがあります。

すずめが草太に対して恋愛寄りの好印象を持っていることは確かですが、明らかに好きになる描写はありません。宮城の後戸から常世に入る際に環さんに「好きな人の所にいってくる」と告げて常世に入るシーンがあるので草太との二人旅を経て恋心がすずめの中に芽生えていたことが分かります。

君の名は。や天気の子のように運命とも呼ぶべき大きな試験を乗り越えた男女が結ばれる作品を新海誠監督は描いているので、原作では描写されていませんが最終的にすずめと草太は結ばれるのではないかなと思います。

それと、教師を目指していた草太が改めて教員採用試験を受験するのか?それとも私立学校教員になるのか?というのも気になります。

説明されていない疑問点を洗い出すと

1.閉じ師は宗像家が代々継いできた稼業というわけで本来閉誰でもなれる?わけではないと思うのですが草太が椅子になったあと草太が祝詞(のりと)を唱えてすずめが戸締りをしています。東京の後戸に関してはすずめ一人の力で戸締りできていることから閉じるための祝詞と鍵さえあれば誰でも閉じ師になれるのか?(一般人にはミミズが見えないので最低限ミミズが見える条件は付きそうです)という疑問があります。

閉じ師という職業のバックグランドが明かされていない為そのあたりは完全に不明です。これに関しては劇場版でも特に解説はなく新海誠監督のみぞ知るところです。劇場版は時間の都合もあるので省いたりは仕方ないと思うのですがせめて原作本では世界観の描写がもっと欲しいところです。

2.ダイジンがなぜすずめに関して好意をもっていたのか?もっといえばそもそもダイジンはなぜすずめの事を知っていたのか?

すずめが要石の封印を解いてからダイジンはすぐ逃げています。草太と共に戸締りをしてからすずめの部屋にいって初めてダイジンが登場するためすずめの事を知らなかったはずです。(描いてないだけでダイジンは草太とすずめの会話を聞いていた?もしくは神様の能力で封印を解いたすずめの過去を読んだ?)

草太を助けるために代わりに私が要石になるというすずめの発言を受けてこれまで要石の力を草太に渡したから要石にはなれないと拒否していたダイジンがなぜまた要石になったのか?サダイジンについても要石以外の説明がありませんのでそのあたりの理由も明らかになっていません。

3.死者の世界である常世になぜ幼少期のすずめは迷い込めたのか?

本来、常世は死者の国であるため設定から見ると生身の人間に入ることはできないはずです。羊郎のセリフから考えるに常世に迷い込むことはままある?とも取れるので何ともですが。ちょっと穿った見方をすれば幼少期のすずめは東日本大震災で命を落としていて、常世でさまよっていたところをすずめに助けられた?のではないかと考えました。母親の形見である子供椅子が折れて3本足になっていたのはすずめの魂が欠けて死者の国と繋がったことを暗に示しておりすずめにミミズが見えたことに繋がっているのかもしれません。

すずめの生家が宮城県のどこにあるのかは明らかになっていませんが宮城県は東日本大震災で最も多くの死者・行方不明者を出し甚大な被害を受けた土地です。この中でも石巻市の被害はかなり大きく、それに次いで南三陸町や気仙沼が続きます。被災から数年たった今なお立ち入り禁止区域があり帰宅困難者が多くいますのであの大震災で幼少期のすずめが実は亡くなっていた?もしくは生死の境を彷徨ったとしても不思議ではありません。書いていて思いましたが環さんがすずめを迎えに来るシーンで雪が積もる寒さの中、一人凍えるすずめに対して環さんがうちの子になりなさいと呟くシーンはここに繋がっている?と考えればつじつまが合いそうです。

まとめ

すずめの戸締りは題材としては面白いと思うのですが、原作本では世界観の掘り下げなどがあまりなくちょっともやもやすると正直思うところが多いです。(劇場版でも原作以上の掘り下げはなく設定から考察してくださいという新海誠監督の意図なのかもしれませんが)

全てを語らず読者、視聴者に今後を想像させる展開に過去2作品はなっているので掘り下げは期待薄かもしれませんね。

とにもかくにもまずは飛びきり綺麗なアニメーションで描かれるすずめの戸締りを見れるのが楽しみです。

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