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1億円とか1兆円とか000がたくさん続く単位のお金を耳にしてもさっぱりイメージ湧かない男ryoです。
国の予算とか財政予算で億とか兆というお金の単位をよく耳にしますが、一般人が実生活で使わない単位なのでどれだけの札束なのだろうといつも思います。あれ、思いません?
今回は、いつもと少し趣向をかけて世界に目を向けてみたいと思います。
中華圏含め、世界で最大規模のお金が動くお祭り「春節」についての内容です。
中国最大のお祭り「春節」
①春節の概要
中国と言えば、日本のご近所さんである国です。
世界人口は2019年データで77億人。そのうち14億人(2018年データ)を中国人が占めています。今では15億人に到達しているかもしれません。
それだけ莫大な人口を抱えている中国全土で一斉に開催されるお祭りと考えればどれだけすごいお祭りなのかイメージが湧いてきますね。
もはや世界経済を下支えしているといっても過言ではない春節を掘り下げていきます。
②世界最大のお祭りといえば春節
「春節」とは旧暦(太陰太陽暦)で旧正月を祝うイベントです。
中国国内で1週間ほどの長期休暇になるため世界中に中国人が散り散りになります。
最近では中国人の日本へのインバウンド(訪日観光客)も増加し、爆買いも目にするようになりました。
中国国内外では、春節前からお祭り騒ぎです。
年越し用品を買って家族みんなで新年をお祝いします。吉祥(きっしょう)を願って対聯(ついれん)を飾り、赤い紙におめでたい言葉を書き添えて、豪華絢爛な料理が食卓に並びます。新年を迎える際は爆竹や花火が空を彩り、獅子や竜が舞い踊ります。
吉祥(きっしょう)…幸福、繁栄などを意味する言葉。おめでたい兆し。
対聯(ついれん):紙に書いたり、柱に刻んだりする対になった句。
春節の間、中国各地で縁日や催し物が開かれており国を挙げて新年をお祝いしています。スキーやレジャー施設、遊園地まで様々です。
実際に春節を目にしたら驚くと思いますw
私は実際に行く分には大丈夫なのですが、人でも虫でもたくさん集まっている所を見ると気持ち悪くなってしまうのであまり春節の映像を見られないのが残念ですが。
鉄道や空港、スーパーから遊園地まで人で埋め尽くされており、街中も赤一色に染まります。灯篭(とうろう)や提灯(ちょうちん)が夜の街並みと融けてとてもきれいですので、インスタ映えにはもってこいです。(春節で赤を用いるのは中国人にとって赤色はお祝いや喜びを表す縁起の良い色だからです。)
中国国内だけで留まらず、中国国外でも流動的な動きがあります。
中国国内に住んでいない中国人の方は世界に多くいますので、その方たちにとってもやはり春節は大切な行事です。アメリカ、アジア、アフリカと春節の間は世界のどこをみても春節の片鱗を垣間見ることができます。
また、春節には日本と同様に新年を祝った後お年玉を送る風習があります。
③小ネタ
実はこの春節を日本に居ながら体験できることご存じでしょうか?
横浜中華街で祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)、長崎でランタンフェスティバルというイベントが春節期間中に開催されていますので日本で春節を味わいたいという方は足を運んでみてもいいかもしれません。
まとめ
今回は世界でも3本指に入るビッグなお祭り(イベント)の春節についてご紹介しました。
私自身、春節はニュース映像などでしか見たことがなく実際に参加したことがないので行ってみたいお祭りです。
あまりの人の多さに卒倒しそうですがw
福といえばおめでたいことを表す漢字ですが、これを逆さまにした福の文字を見たことがあるかもしれません。
これも春節を祝う文字で福倒了(フー・ダオラ)と中国語で読みます。
ゲン担ぎで縁起のいい言葉だそうです。コロナショックで大変な時期だからこそ、たくさんの人にフー・ダオラが訪れるといいなと思います。
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