ウクライナ戦争原因を分かりやすく!日本への影響どうなる?

トレンドニュース
広告

ブログの訪問・閲覧ありがとうございます。

ryoです。

 

長い間、緊迫状態にあったウクライナとロシア。

北京冬季オリンピックの開催中(もしくは中国へ配慮してオリンピック後)に全面戦争に移る可能性が高いと有識者の間で予想されていました。

恐ろしいことにその最悪の予想が実際に現実のものになってしまいました。

これを機に第3次世界大戦ひいては核戦争へ突入するのではないかというシナリオも主要国の政治家達は考えているのです。

①なぜ長らくウクライナとロシアで緊迫状態にあったのか?

②なぜウクライナとロシアで全面戦争へと移ってしまったのか?

③日本は今後どうなるのか?その影響はどうなのか?

という私たちの生活に直結する政治的な部分について掘り下げて記事にしたいと思います。

分かりやすくするためにかみ砕いて話していますのでディティールが違うぞ?と思われる部分もあるかもしれませんがご容赦ください。。。

ウクライナとロシアで緊迫状態になった原因は?

引用元:https://asahi.gakujo.ne.jp/common_sense/current_events/detail/id=3392

ロシアとウクライナの間で長らく緊迫状態にあることを「ウクライナ危機」といっています。

ウクライナ危機の大元となる背景はソ連崩壊です。

地理的な理由からウクライナはかつて様々な国の支配下にありましたが、17世紀にはその一部はソ連(現在のロシア)に支配されていました。20世紀(1991年)にソ連が崩壊するとウクライナは一つの国として独立しました。

ウクライナはEU諸国とロシアの間にある国で農業が盛んであり、ロシア→EUへエネルギー供給するパイプラインの通り道となっています。

そうしたロシアとEUとの間にある国だからこそロシアにとってウクライナは価値があるのです。

過去にロシアはクリミア半島を占領した際にウクライナを中継地として一方的に占領した過去がありウクライナの人々の反感を買ったことがあります。ひどい扱いを受けた経緯から現在のウクライナ人には反ロシア感情があるのです。そのためウクライナ大統領含め多くのうウクライナ人はEU寄りの姿勢を強めており仲たがいしているのです。(現ウクライナ大統領のゼレンスキーさんはNATO入りを目指すことを公言しています)

こうした状態が長らく続いており戦争の火種として今日まで燻っている状況です。

広告

ウクライナ戦争が起きた理由は?

ウクライナはロシアとEUの間にある国です。

そのためNATO(北大西洋条約機構..ヨーロッパと北米30か国による軍事同盟の事です)にウクライナが加入して完全にウクライナがヨーロッパの仲間入りするのをロシアは恐れています。

ウクライナがNATO(北大西洋条約機構…ヨーロッパと北米30か国による軍事同盟の事です)に加入してヨーロッパとウクライナが仲良くなる→ヨーロッパと仲の良いアメリカがウクライナに軍事拠点を作ってしまうことがロシアにとっては最悪です。

そうなればロシアが一番嫌いなアメリカがすぐ隣にいるわけですから、ロシアにとってはとても嫌な状況です。(誰だって嫌いな奴がいつも隣にいると嫌ですよね?)

これを機に更にロシアの周りを囲むようにアメリカが包囲網を作り始めるのがロシアにとっては最悪のケースです。

1990年の冷戦時代東西ドイツ統合を巡る交渉でNATOを東方(ロシア側)に拡大しない約束があったとロシアは主張しておえいこれを理由にウクライナがNATO入りするのをヨーロッパは拒否するべきだとしています。

また、ロシアはウクライナはロシアの一部であり国ではないと言い張っています。ロシアはウクライナの独立を認めていないのです。

何としてもウクライナがヨーロッパに離れてしまうのが嫌なロシアは軍事力でロシアを支配し、ロシアの一部に再統合しようと動き始め、ロシア×ウクライナ戦争が始まったのです。

ウクライナとロシアの戦争で日本はどうなる?

ロシアとウクライナの戦争が始まると聞いても日本人からは遠く離れた場所での戦争であり、対岸の火事のように思われるかもしれません。

かつてのようなグローバル化していないような次代でしたら対岸の火事で済んだかもしれませんが、今はグローバル化で世界情勢の影響を日本ももろに受けます。

かつてリーマンショックと呼ばれるアメリカの大手不動産(リーマン・ブラザーズ)が倒産した影響で日本経済がガタガタになった恐怖を多くの日本人は知っています。

 

ロシアは言わずもがな世界最大の大きさを誇る国でその大きさを生かして小麦などの農作物を多くの国に輸出しています。

また、液化天然ガスや石油などのエネルギー資源も多く輸出しています。

ウクライナとの戦争でこの食料やエネルギー供給が滞ってしまうとガソリンや石油製品、食料品などは間違いなく値上がりし我々の家計に大打撃を与えます。(特に日本はスタグフレーションが起きていて物価が上がっても、給料が増えないという問題を抱えています。物価が上がると給料も上がるの正しい経済の在り方です)

投資の面でも世界情勢の不安定感を投資家達が避けることで株価が乱高下し企業が安定して資金を集めにくくなる→資金が足りなくなると企業は設備投資ができない→売り上げが減る→従業員へ支払う給料が減る→日本経済が後退することが考えられます。

石油は経済の要ですから供給が届かないと電気が作れませんし、車を走らせることもできません。ご飯屋さんでの定食を作るのにも電気やガスが必要ですから。

この戦争の行方次第で戦争が拡大し日本へ戦争の火の粉が飛び火する可能性もあります。

日本は戦争を止めるためにロシアへ経済制裁を課す方針です

岸田種層はウクライナ戦争開始を受けて、ロシアへ経済制裁を加える方針を示しています。

経済政策を加えてロシアの経済が不安定になると自国民を守るために戦争している場合じゃないと思わせ、戦争をやめさせるのが目的ですがあまり大きな制裁を加えられない現実があります。

というのも日本は輸入大国なのでロシアから多くの食料品やエネルギー資源を依存しているからです。

あまり強い制裁を課してロシアに「日本へ輸出しないぞ!と言われてしまうと日本は困ってしまいます。

これはアメリカも同様であまり強くロシアに出れていないのはそういった理由からです。(ロシアに輸出しないぞと言われても構わないと本気で経済制裁すると、それはそれでロシアは早く戦争を終わらせるために最終兵器の核兵器を持ちだしてくるとやばいとアメリカは思っています)

どこまで経済制裁でロシアを止められるか外交交渉次第で変わると思います。

Nowarの世界に早くなりますように

ツイッターの世界トレンドをウクライナ戦争が席巻しました。

ロシアはウクライナ侵攻を進めていますが、ウクライナ人とロシア人ともに民衆は戦争を望んでいません。

戦争に勝者はなく悲劇しか生みません。始まった時点で悪でしかないからです。

人類が行う行為の中で最悪の行為が戦争です。

一日も早く平和で人種や国を超えてみんなが笑いあえる世界を望みます。

まとめ

ウクライナとロシアの戦争は対岸の火事のように思えてしまうかもしれませんが、私たちと無関係ではありません。

SNSで戦争反対を訴えても小さな反抗にしかないらないかもしれませんが声が大きくなればこれ以上の被害を出さなくても済むかもしれないからです。

一人一人の力は小さくても戦争反対ときちんと意思を表明することが唯一この戦争を止める方法になると私は信じています。

 

広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました