ブログの訪問・閲覧ありがとうございます。
ryoです。
迷宮入り事件は世の中に数多く存在します。迷宮入りする過程で尾ひれがついたり、謎が謎を呼んで更に複雑怪奇になったりと。
事件構造が複雑であればあるほど、興味を惹かれる部分があるのも事実ですよね。
今回は、アメリカで起きた奇妙な殺人事件を紐解いてみたいと思います。
アメリカ・フロリダ州で起きたピエロ殺人事件とは?
1990年アメリカ・フロリダ州ウェストパームビーチ郊外の自宅である女性がピエロの格好をした人物に殺害されるという事件が発生しました。
女性は息子とその友人たちと食事をしていました。
そんな楽し気な家庭に招かざる客が。
ピエロの格好をした人物が訪れました。その人物は風船2つと花を持っていました。
女性が玄関先で対応するとピエロは微笑んで手に持っていた風船と花を贈り物として手渡します。
女性が喜んで受け取ると、突然ピエロは銃を取り出し女性の顔面めがけて発砲。
ピエロは倒れた女性を見ると、まるで何事もなかったかのように静かに去って行ってしまいました。
事件の二日後に女性は息を引き取ります。
警察当局は事件後すぐに捜査を開始。容疑者を特定したものの証拠不十分として不起訴になってしまいます。
そのあと、事件の進展はなくついに事件は迷宮入り。時間がたつにつれてピエロは人々の恐怖心へと徐々に刻まれることになります。
事件の犯人は誰?ついに迷宮入り事件の真相が明かされる。
1990年に起きたフロリダ州ウェストバーチ郊外のピエロ殺人事件ですが27年後に進展がありました。
当時操作技術がまだ未熟であったため、事件は状況証拠しか集まらず直接的に犯人を証明することができませんでした。
長年にわたり事件の突破口を開けない状況が続いていましたが、同保安官事務所は未解決事件担当半は2014年に捜査を再開。目撃者に改めて事情聴取を行いDNA技術を使って証拠集めを始めました。
その結果、事件現場から1300Km離れたバージニア州ア便ドンで容疑者の女を逮捕しました。
逮捕された女は事件当時容疑者になっていたシーラ・キーン容疑者でした。
驚くべきことに同容疑者は殺害された女性の夫と事件の12年後に結婚をしていました。
ただ、事件当時も同容疑者と被害者の夫は男女関係にあったのではないかとの疑いもあったようですね。(当時二人とも関係を否定。)
まとめ
ピエロと言えばサーカスの道化師役というのが一般認識ですよね。
人々を笑わせるために道化を演じる役割。それがピエロです。
その一方でピエロは恐怖の対象でもあります。スティーブン・キング原作のIt ペニーワイズ然り、バットマンのジョーカーです。
現実でもペニーワイズの元ネタはピエロの格好をした連続殺人犯ジョン・ゲイシーです。彼はピエロの格好をした殺人犯としてかなり有名です。
今回は、27年の時を経てベールが明かされた未解決事件についてご紹介しました。
コメント