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ryoです。
今回は面白いネタ内容を取り上げたいと思います。
笑える小ネタですが、クスっと笑って頂ければ幸いです。
弾丸の飛び交う戦場を青い着物で駆け抜ける兵士がこの中にいます
まずは、上の絵を見てみてください。
上の絵は織田信長、徳川家康連合軍と武田勝頼軍が雌雄を決した長篠の戦いを書いた屏風。長篠合戦図屏風の絵です。
一人異質な人物が写っているのがお分かりいただけたでしょうか?
ちょっとわかりにくかったかもしれません。少し抜き出してみますね。
今回、話題になっているのは青い着物を着ている軽装の人物です。
甲冑を着ている兵士が多数を占めている中で、一人軽装というのは言われてみれば異質ですね。
なぜ一人だけ軽装なのか?
ネット上でも一人だけ無課金アバターみたいだと話題になっています。
他にも、「当たらなければ問題ない」とか「むしろ強キャラ」だとも。
ちなみに当たらなければ問題ないというのは機動戦士ガンダムのシャアのセリフ「あたらなければどうということはない。援護しろ」というのが元ネタだと思います。
強力なビームライフルを装備しているガンダムに対して、シャアは部下とともにザクに乗り込んで戦いを挑みます。強力なビームライフルを前にして怯える部下に言ったシャアの名言ですね。
話を元に戻して、なぜ一人だけ軽装で戦場にいるのかという部分ですが当時は身分の低さや貧困から十分な装備を揃えられずに軽装で合戦に参加したものが多くいたそうです。
屏風というのは上級武士の武勇を語るのが目的なので、自ずと武将などの上級武士の戦いに焦点を当てています。そのため、甲冑を着た十分な装備の兵士ばかりが描かれているようです。
実際は、軽装の兵士が合戦にいたということを伝えるために描かれたものと考えられます。ただ、描かれた軽装兵士が一人だけだったため逆に目立ってしまったようですね。
まとめ
実際は軽装兵士が多くいたが、描かれた軽装兵士が一人だけだったため注目を集めたというのがオチです。
長篠合戦図屏風は徳島美術館に所蔵されていますので、ぜひ徳島に足を運んでみてはいかがでしょうか?
本州と四国を繋ぐしまなみ海道の景色も素敵ですよ。サイクリングで風を切りながら走るとその景色もまた異なる色彩を帯びてきます。早くコロナが落ち着いてゆっくりと旅行ができるようになるといいですね。
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