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ryoです。
田村由美さん原作の漫画「ミステリと言う勿れ」。
2021年1月より菅田将暉さん主演で月9ドラマ放送することも決定しています。
話題沸騰中の「ミステリと言う勿れ」中でも人気エピソード焼肉屋。
今回は焼肉屋エピソードのネタバレを記事にまとめて紹介したいと思います。
焼肉屋エピソードとは？
「ミステリと言う勿れ」6巻(episode9「デートならぬ遠出(トーデ))に収録されている焼肉屋。
原作ではライカの数字メッセージが発せられたシーンや女性店員がメッセージを隠れたメッセージを出しているシーンで特に説明なく、最後に明かされる形となっています。
ライカの発する数字暗号の意味は？
ライカと整の二人が初詣を終えて帰宅する途中、焼肉屋さんに寄ったときのエピソードです。
焼き肉屋さんに到着すると、店員の女性がライカと整の二人を席に案内。お水を出すときに女性店員の手が震えていたことに二人は気づきます。
女性店員が席を去った後、ライカが唐突に「116-2-19・20・8」「100-9-29~31」「51-1-16・17」と数字を話し始めます。
これかで聞くと全くの意味不明ですが、これは第16第ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスが政治家年の日々の悩みや自らの行動を顧みる言葉を書き留めた12巻なる備忘録「自省録(じせいろく)」のページを表しているのです。
左の数字からページ数→行数→文字数を表しており、これを自省録になおすと「みたか」「ひどく」「緊張している」となります。(「116-2-19・20・8」だと116ページ、2行目、19,20,8文字をさしています。)
さらに、ライカは「11-3-2・17」「178-12-17~23、5・10」と続けます。
これを訳すと「父のふりしている」「強盗」となります。
これにも伏線が散りばめられていて、ライカは初登場当初から意味不明な数字を発するキャラクターでした。物語が進みにつれライカは自省録を愛読書としており度々自省録の文字で会話してしまう癖強キャラクターでして、整はライカから自省録のことを聴いていたのでこの暗号を理解できています。
ページ数の行数と文字数に何の文字があるのか覚えているのも凄すぎです。
女性店員のSOSメッセージの意味は？
5円玉と10円玉を差しだす
メニューを選んでいると女性店員から小銭を落としていませんか？と5円玉と10円玉を差し出してきます。
これは「ご・とお」を意味をしており、強盗がいることを二人に伝えるメッセージでした。
突き出しで「ゴーヤートーフ」を提供する
さらに突き出しで「ゴーヤトーフ」を二人にサービスとして提供する女性店員。実際はただの豆腐なのですが、女性店員は「ゴーヤトーフです。ふやふやじゃないですけど」と説明します。
この説明に違和感を感じていた二人なのですが、こちらのメッセージはゴーヤトーフがふやふやじゃない。ふやない→「ふ」と「や」ががないことを示しており、ゴー(ヤ)トー(フ)からふとやを除くとゴートーとなります。
メニュー表からおすすめメニューを紹介する
二人が何するか注文を悩んでいると女性店員がおすすめメニューを紹介するシーンがあります。
- タン塩
- 酢もつ
- ケジャン
- テールスープ
の４つがおすすめだと紹介するのですが、これにも意味があって各メニューの頭文字をとると「タ酢ケテ」となります。
紹介された４つのメニューの中で酢もつだけは実際のメニュー表に記載されておらず、わざわざ酢もつを紹介したことに対しても整は作中で違和感を感じています。
事件の結末は？
女性店員はメッセージに気づいてもらえなかったのかと落胆するのですが、整うはきちんとメッセージを受け取っていて警察に通報したため無事事件解決となりました。
皆さんはこのメッセージを初見で解読できましたでしょうか？
まとめ
私は初見でこのエピソードを見た時全然わからなくて、最後ネタを明かされた時になるほどと感心しました。
ミステリー好きにはたまらないエピソードばかりで他にも面白いエピソードがありますので見てみてください。
原作は2021年10月現在9巻まで刊行となっています。
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