ミステリと言う勿れ 双子エピソードネタバレを紹介!

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田村由美さん原作の漫画「ミステリと言う勿れ」。

今回は双子エピソードのネタバレについて紹介したいと思います。

悪さばかりして入れ替わる双子の姪(有紀子と実都子)を見分けて欲しいと依頼された整が謎に迫るミステリーにまつわる物語となっています。

早速ネタバレ解説をしていきたいと思いますので是非最後までお付き合いください。

「ミステリと言う勿れ」双子エピソードのネタバレ解説!

双子エピソードは「ミステリと言う勿れ」原作8~9巻に収録されているエピソード「ネガティブなポジティブ(episode13~)~誰も寝てはならぬ(episode13-2)」になります。

「ミステリと言う勿れ」双子エピソード登場人物相関図

まずはこちらの相関図をご覧ください。

ミステリと言う勿れ 双子 三つ子 ネタバレ

当初は双子の見分け方を依頼された整ですが、思わぬ形で事件に巻き込まれ複雑怪奇なミステリーへと変容していきます。

事件の内容をまとめてみると以下3つが関わっておりいずれの事件においても瓜生晃次がキーパーソンとなっています。

  • 4年前に瓜生晃次がP・ジョンの経費を横領
  • 当時横領犯と疑惑のあった経理部長が行方不明に(瓜生晃次に殺害され、死体は遺棄された)
  • 半年前に起きた飛行機事故の原因が瓜生晃次の工作(飛行機事故で双子の母親は死亡)

双子が実は三つ子だった?

双子の見分け方を依頼された整は双子の有紀子と実都子がしきりに自分たちが入れ替わりアピールしていることに違和感を覚えていました。

双子の会話や家政婦の詩さんの話から整は有紀子と実都子どっちであるか特定されることを恐れているからではないかと推理します。

また、生前に鳩村一葉は自身の名前から長女であることを推定できたことが嫌だったこと。自分の子供には名前で生まれた順番がわかるようにはしたくないと話していたことが判明します。

実都子の名前の由来

さらに鳩村一葉が創業したP・ピジョンの本社が岐阜県中津川市の地名である実戸(さんと([「さねと」とも読めるがここではさんと))にあること

一葉が身に着けていた指輪がアレキサンドライト(ふたご座の守護石)であることも判明します。

これらの事実から、実都子(みつこ)の名前が実戸(さねと)と同じ読み方で「実=さね、都=と」とも読める。そうした場合、実都と書いて「さんと(濁音を含めるとさんど)」と読ませる意図があったのではないか?ということに気づきます。

有紀子の名前の由来

そうすると一葉が持っていたアレキサンドライトの指輪は実都をと掛詞になっているのではないかと考えることができます。

であれば、アレキサンドライトの指輪アレキは「有れ=アレ、紀=キ」と有紀子のことを示唆していると読ませる意図がある。

実都子と有紀子の名前はもう一人の存在を示唆している?

「アレキサンドライト」はそれぞれ区切って「アレキ」「サンド」「ライト」は3つの人物を示すと整は考えます。つまり「ライト」を意味する3人目がいるはず。

3人目の存在に気付いた整はペットの鳩「アイコ」に注目します。三人目の存在がばれることを恐れている家族がもし三人目の名前を第三者の前で口に出しても違和感がないようにするため鳩にアイコと名付けているのではないかと整は推理します。

三人目の名前は「アイコ」であり、なおかつ「ライト」をとも読める漢字を使っていると整は考え、依頼者の徹に問いかけます。

徹は整の推理力に脱帽しながらも観念して真実を話し始めついに三人目の娘「藍糸子(あいこ)」の正体が明かされます。(藍=ラン、糸=イトからライト)

こうして、双子が実は3つ子であることが分かります。

3人目の存在が分かると整はさらにあることに気づきます。

双子に会いに行くたび、遊んでいたあひるのおもちゃに同色の組み合わせがないこと。使用している色鉛筆の中で赤色、青色、黄色だけが特に減っていたことです。

このことから整は3人はそれぞれ自分を表す色を持っており、合図になっているのではないかと考えます。(自分たちでも容姿が似ていて区別ができない為、区別するための合図となっていました)

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3つ子であることをなぜ隠す必要があったのか?

ここで気になるのは3つ子はなぜ双子として生きていく必要があったのか?なぜ3人目の存在を隠す必要があったのかということです。

これには母親(一葉)の幼少期のトラウマが関わっています。母親の一葉も双子でしたが、妹をお風呂の事故でなくしています。

この幼少期に妹を亡くしたトラウマから自身の家系に双子が多い理由は三人目の子供を殺しているからだと思い込むようになっていきます。三人子供がいると三人目の子供が殺されてしまうと一葉は紗人目の子供「藍糸子」の存在を隠すことにしました。このため藍糸子の戸籍も存在せず、三人目の存在を知っているのは主治医、家政婦の詩さん、徹さんの3人のみです。

また、三人目の存在は依頼者の瓜生晃次にバレるわけにはいかなかったという事情もありました。

三人目の藍糸子は瓜生晃次が4年前P・ピジョンの経理部長に罪を被せて殺害した現場を目撃していました。当時、事件を目撃したのは「有紀子」であると錯覚していた瓜生晃次は証拠隠滅のためになんとしても有紀子を見分ける方法を知る必要があり整に依頼していたのです。

事件の目撃者「藍糸子」は事件詳細を母親の一葉に報告しており、一葉から三人で入れ替わり双子と偽るゲームをするように提案されていました。もしこのゲームがばれてしまうと怖いおじさん(瓜生晃次)がさらいにくると娘たちに刷り込んでいたためばれないようにしていたというわけです。

双子エピソードは重要な伏線にもなっています!

双子エピソードはガロ君が想像した事件にも絡んでいる内容になっています。

整に3人目の存在がばれた際、観念し瓜生晃次に藍糸子の存在が分かってしまいます。

瓜生晃次の策略で鳩村家に戻る船は遭難してしまいます。そうして目撃者の藍糸子を始末しようとする瓜生晃次の元にガロ君がきて整達や藍糸子も無事帰ることが出来るのです。

ガロ君の見せ場となるシーンに直結するエピソードとなっているのです。

まとめ

双子エピソードはいろいろな事件が複雑怪奇に合わさって内容を理解しづらいですが、重要なエピソードとなっています。

私は双子と思いきや3つ子だったと明かされた時の衝撃は大きかったのですが、皆さんは初見で真相にたどり着けましたでしょうか?

ドラマ版でも双子エピソードが映像化されればとても面白そうです。

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