「イエール大医学生殺人事件」の犯人は?殺人動機や真相(原因)は?

トレンドニュース
広告

ブログの訪問・閲覧ありがとうございます。

ryoです。

ワールド極限ミステリーでイエール大医学生殺人事件が取り上げられましたのでこの事件をご紹介したいと思ます。

イエール大医学生殺人事件の概要を紹介!

舞台は2009年のこと、アメリカ東部(コネチカット州ニューヘイブン市)にある名門イエール大学になります。

ベトナム系の医学系大学院生であるアニー・レーさんが白人男性との結婚直前に突如失踪するという事件がありました。

当初はあまり話題にならなかったこの事件ですが、婚約者に疑惑を向けられたり、マリッジブルーになっただけだとか段々と各ニュースメディアが扱うようになりました。

事件の概要はこうです。イエール大学に通う医学生アニー・レーさん(当時24歳)が結婚目前に突然失踪してしまいました。彼女はとても幸せそうに見えて周囲にはマリッジブルーで心を乱すような人物には見えなかったそうです。そんな彼女は医学生としてイエール大学で研究に打ち込む研究者という側面がありました。最後に彼女が目撃された実験室は血まみれになっており、アニーさんと思われるネックレスのビーズが周囲に散らばっていました。

結婚を目前にいなくなった彼女を警察は捜査しますが犯人は見つからず、捜査は難航。捜査線上に事件前から大学内で不和が噂される人物が現れ…。

広告

事件の犯人や原因・真相はどうなった?

犯人を語る前にこの事件の背景をまず説明する必要があります。

動物への臨床実験を行う際にラットが使用されることは耳にしたことがあると思います。

ラットは実験のために欠かせず、実験に使用するラットは正しく管理することが大事です。

私用されたラットは新たな細菌感染やDNA変更が行われているケースがあり自然界にそのまま返すことはできません。

厳重に処分する必要があります。

実験使用前のラットに関しても健康状態でなければ正しいデータを得ることができません。

何が言いたいかということ臨床実験においてラットの管理がとても重要であるということです。

そのためアメリカの研究機関ではラット管理の専門職を用意しています。

(日本では大学生や大学院生が雑用を行い、雑用を経て准教授になるケースがありますね。そのために雑用は必要だと割り切っていると言えばいいかもしれません。ただ、アメリカではそのような雑用する下積みは必要なく実力主義です。そのため医学生はラット管理者を下に見ている人がいるというのが現状です。アメリカと日本ではまずこの背景が異なります。)

 

事件の真相や犯人は?

臨床の為の実験室にはラットが大量に飼育されていました。

大量のネズミは厳重に管理されており、その管理・責任は大学職員のレイモンド・クラーク3世(当時26歳)という人物に一任されていました。

失踪したアニーさんは研究にラットを使用する関係でよくレイモンドとコミュニケーションをとっていました。

ですが、レイモンドは仕事に忠実であり誇りを持つあまりアニーさんのラット管理がきちんとしていないことに不満があり彼女に注意することが多くなりました。

一方アニーさんはラット管理はただ面倒な雑用だと考えているため段々と二人の関係は劣悪になってしまいます。

アニーさん大して不満が爆発したレイモンドはアニーさんに対して性的暴行を加えて殺害し、遺体を研究棟の壁の中に隠すことを決意。

この意見対立が殺人同期となってしまいました。

 

捜査線上に上がったレイモンドに対して当初警察は重要視していませんでした。

それでも諦めることなく粘り強い捜査の結果、ついに壁の中に隠されたアニーさんを警察は発見。

殺人罪に問われたレイモンドは禁固44年の刑を言い渡されています。

仮出所も許されず68歳になるまで出所不可であり、こうして無事事件は幕を閉じます。

まとめ

レイモンド被告は自身の仕事に忠実であるあまりアニーさんのいい加減なラット管理が我慢できなかったというのが事件の動機になります。

例え実験動物だとしても、生き物である以上誠意をもって接することでこの事件は避けられたものだと考えます。

ペットとして動物を飼っても面倒が見切れなくなって捨てる人がいますが、動物を大切に扱わない人の意識がこの事件を知ることで改められて欲しいと思います。

 

広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました