ブログの訪問・閲覧ありがとうございます。
ryoです。
ロシアがウクライナ侵攻を2月24日に開始してから5月9日で75日目となりました。
当初、ロシアはウクライナ侵攻にここまで苦戦するとは考えていなかったため、5月9日の戦勝記念日で勝利宣言をするシナリオだったと考えられています。
なかなかウクライナ攻略が進んでいない中、プーチン大統領が戦勝記念日の演説で語ったことは何だったのでしょうか?
プーチン大統領が行った戦勝記念日の演説内容をわかりやすく解説したいと思います。
5月9日戦勝記念日にプーチン大統領が演説!
【プーチン大統領「戦争宣言」せず】https://t.co/VjLgl8xmr7
ロシアのプーチン大統領は9日、対ドイツ戦勝記念日の式典で演説を行ったが、ウクライナへの戦争宣言はしなかった。演説冒頭で「われわれはいまだドンバスのために、ロシアの安全のために戦っている」と強調。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 9, 2022
5月9日はロシアにとってとても特別な日です。
5月9日が何の日なのかというとロシア軍による対独戦勝記念です。この日はモスクワにある赤の広場で大規模な軍事パレードが開かれ、退役軍人への役を労います。
政治的には他国へ軍事的兵器を公開し、ロシアの軍事力を世界へ見せるという意図もあります。
現在、ウクライナの都市マリウポリを征服し一方的支配を強めています。
そんなロシアが一枚岩なのかというとそうでもなく、ウクライナ侵攻に反対を持つ人、経済制裁に不満を持つ人などロシア国内からもプーチン政権への不満がたまってきているようです。
キシナウ中心部の広場で行われた戦勝記念日の集会で、親露派の参加者らが「ロシアに栄光あれ!」と連呼していたら、通行人が「ウクライナに栄光あれ!」と茶々を入れたらしい。すると参加者らはすかさず「でもロシアの一部としてな」と返したため、乱闘になった由https://t.co/nyIyDiMTit pic.twitter.com/7aN5Bj8EQb
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) May 9, 2022
プーチン大統領が戦勝記念演説で語ったことは?
プーチン大統領が戦勝記念演説で語った内容をものすごく簡単に言うとお察しの通りいってもいいかもしれませんが、
「ロシアがウクライナ侵攻をしたのは正しい選択だった。ロシア軍のみなさん祖国のために戦いましょう」
というメッセージでした。
当初、戦勝記念日には勝利宣言をするシナリオだったロシアからしたら大誤算なのかもしれません。
また、ロシア政治通の方たちからは戦争宣言もあるのではと思われていました。(現状ロシアは「ウクライナ侵攻を特別侵攻作戦」という位置づけにしており、対外的には戦争としていません。そもそもソ連から独立したウクライナをまだロシアの一部としている国ですから)
プーチン大統領が戦勝記念演説を要点まとめ
ものすごく簡単に戦勝記念日の演説内容をまとめましたが、要点をかいつまんで解説します。
- ウクライナ侵攻の原因はNATOが約束を破ってロシアへNATO包囲網を拡大してきたから
➡かつてNATOとロシアの間でこれ以上NATOの軍事範囲を拡大しないようにするという沈黙の約束があったと言われています。この約束は守られずNATO軍事もは拡大していきました。
- ウクライナが核兵器を所有しようとし、軍事力を高めてきた
ウクライナはNATO加入を望んでいます。そのためヨーロッパやアメリカからの軍事支援をうけ軍事インフラ強化路線を進んできました。というのも昔ウクライナはクリミア侵攻により虐殺・蹂躙された過去があったからです。
- ロシアがウクライナ侵攻をしたのは正しい判断だ
社会主義国家の一番偉い人のいつものやつ。おまいうといってはいけない。
- ロシア勝利のためにロシア軍は死ぬ気で戦え
ロシア兵はさっさとウクライナを征服しろ。
プーチン大統領戦勝記念の演説内容全文
ロシアはいつでも平等な安全保障のシステムを築くことに努力してきました。
昨年の12月、その合意書を結ぶようにと提案しました。しかしNATOは、私たちの言うことを聞きたくなかったのです。
ドンバスでの作戦の準備をしていました。彼らは全く違うことを計画していたのです。
ドンバスでは虐殺やクリミアを含めた我が国の歴史的な領土への侵略に向けた準備がオープンに行われていました。
またウクライナ政府は核兵器の購入について言及しました。ウクライナ政府はロシアの近くの土地を侵攻しようとしていました。
ロシアの国境のすぐ近くに大きな脅威がありました。 ネオナチバンデラ主義者との衝突が目に見えてました。ウクライナには軍事インフラが整っていることを目にしていました。
NATOの国から武器がたくさん供給されてきました。脅威がどんどん大きくなっていました。 ロシアは侵略者と戦っています。それが唯一の正しい決断でした。
主権国家である独立した国家の決断でした。 ロシア軍の皆さん、ドンバスで戦ってるロシア軍の皆さん、皆さんは祖国のために戦ってます。第2次世界大戦の教訓を忘れないように戦ってます。ナチスがこの世の中からいなくなるために戦ってます。
今回たくさんのいろんな国籍の人々が一緒に戦ってます。兄弟のように一緒に戦ってます。それがロシアの力です。多民族のロシアの力です。父親または祖父たちが戦ってきた価値をみなさんが守っているのです。祖国の安全が一番重要です。ずっと前から一番重要です。 第2次世界大戦でナチスを倒した世代は勝利の世代です。私たちは彼らに並べるように、そして勇敢にロシアのために戦えるように。勝利のために万歳。
まとめ
プーチン大統領の戦勝記念演説内容について内容をまとめて紹介しました。
いつものやつね。と思ってしまう内容だったかもしれませんが、早く戦争が終息することを願うばかりです。
ロシアはウクライナへの核攻撃も辞さない覚悟だと外務省が発表しているので今後の戦局の行方が更に悲惨なものにならないように各国極力が必要だと思います。
拡散:朗報!嬉しくて朝から大泣きです!
BBCによると、ウクライナ政府は「マリウポリのアゾフスターリ製鉄所の地下に閉じ込められていた残りの300人余りからなる女性、子供、お年寄り全員が脱出に成功しザポリージャに向かった」と発表したそう。ずっと祈っていた!神にただ感謝!無事の旅程を祈る。 pic.twitter.com/llSruqTwDS— 澤田愛子 (@aiko33151709) May 8, 2022
関連記事を紹介!
ウクライナ侵攻の原因について記事にまとめていますので是非こちらもチェックしてみてください!
▶ウクライナ戦争原因を分かりやすく!日本への影響どうなる?
コメント